双眼鏡を手に探検したい世界複合遺産│カカドゥ国立公園

スイスの国土面積の半分に値する2万平方キロメートルの敷地を有するカカドゥ国立公園。
1991年にすべての敷地が国立公園としての地位を獲得しました。
そんなカカドゥの観光拠点となるのはワニの形をしたホテルがあることで有名なジャビル。
ダーウィン中心部から車で約3時間(250km)南に進んだ先にカカドゥ国立公園の広大な敷地が目の前に開けます。
季節によっては道路状況が悪くなることもありますので、ツアーに参加してカカドゥを観光されることがおすすめです。
トップエンド(北端部)は熱帯気候に属する地域ですので、ダーウィン同様、例年モンスーンなど嵐の心配がされる「雨季」と晴天が続く「乾季」と大きく分けて二つの季節があります。 さらにこの地の所有者ともいわれる先住民族アボリジニによるとカカドゥの1年は「6つの細かい季節」に分かれているといいます。 「ジュドウィグ=モンスーン到来の時期」や「バンガレン=嵐・晴天が繰り返される時期」など天候に合わせて呼び名が変わり、それほど細かな季節の変化にも敏感に生活してきたようです。 さすが6万年前からカカドゥで生活しているアボリジニの知恵ですね。
現在では世界複合遺産登録されているカカドゥ国立公園。 自然遺産としての貫禄に加え、誇らしい文化的な遺産物を沢山有します。 何万年という長い先住民族アボリジニの歴史と生活を感じることのできるアボリジニ壁画を筆頭に考古学的に貴重な遺跡がたくさんあることでも有名なエリアです。 探検家になったつもりでノーザンテリトリーの手つかずの自然を是非体験しにいらしてください。
トップエンド(北端部)は熱帯気候に属する地域ですので、ダーウィン同様、例年モンスーンなど嵐の心配がされる「雨季」と晴天が続く「乾季」と大きく分けて二つの季節があります。 さらにこの地の所有者ともいわれる先住民族アボリジニによるとカカドゥの1年は「6つの細かい季節」に分かれているといいます。 「ジュドウィグ=モンスーン到来の時期」や「バンガレン=嵐・晴天が繰り返される時期」など天候に合わせて呼び名が変わり、それほど細かな季節の変化にも敏感に生活してきたようです。 さすが6万年前からカカドゥで生活しているアボリジニの知恵ですね。
現在では世界複合遺産登録されているカカドゥ国立公園。 自然遺産としての貫禄に加え、誇らしい文化的な遺産物を沢山有します。 何万年という長い先住民族アボリジニの歴史と生活を感じることのできるアボリジニ壁画を筆頭に考古学的に貴重な遺跡がたくさんあることでも有名なエリアです。 探検家になったつもりでノーザンテリトリーの手つかずの自然を是非体験しにいらしてください。
ウビル—ロック

観光拠点ジャビルから北へ約30分(40km)離れた先にあるウビルー。
こちらはアボリジニアートの聖地といえるほど、古代から残された芸術的な壁画をのんびりと楽しんでいただけるエリアがあります。
ウビルーのアートサイトには毎日多くの観光客がやってきて、カカドゥ国立公園の文化的遺産物を観察しています。
公開されているアートサイトには手すりなど歩きやすい施しがされているのでハイキング初心者でも安心です。
見晴らしのいい展望台からはカカドゥ国立公園の壮大な湿地帯を見ることができ、ロックワラビーが飛び跳ねる様子ももしかしたらキャッチできるかもしれません。
さらにサンセットの1〜2時間前に到着すればアートサイトを経て展望台で日が暮れる様子が見られることでしょう。
イエローウォータービラボン
ジャビルから北西に1時間弱。約60km離れた先に広大な湿地帯が広がっています。
カカドゥ国立公園のオアシス的存在として愛されるこのビラボン(湿地帯)にはボートが何隻も行き来できるほどの幅のある川があります。
遥か遠くまで見渡せる船上から観察する熱帯オーストラリアの姿は楽園そのもの。
穏やかに流れる川の両岸には黄緑色の草原が広がり、コウノトリやペリカンなど色とりどりの野鳥が集まっては水遊びをしています。
大きな葉が特徴的な蓮の花が川にひらひらと浮いていて自然の美しさにうっとり。
そんなことをしていると、あちらからイリエワニがじろりと見ているではありませんか。
ワイルドなビラボンツアーには秘められた驚きがたくさん。
船上から熱帯オーストラリアの壮大な自然を観察するツアーが大人気です。
世界でも数少ない文化・自然複合遺産。 カカドゥ国立公園なら雄大な熱帯オーストラリアの自然を体験しながら何万年も前からカカドゥに宿る文化に触れることができます。 ただ広大な敷地を自分で回ることは大変困難。観光もらくらくできてしまい、カカドゥのプロが先導するツアーに参加することでより深くオーストラリアのルーツを知ることができるでしょう。
世界でも数少ない文化・自然複合遺産。 カカドゥ国立公園なら雄大な熱帯オーストラリアの自然を体験しながら何万年も前からカカドゥに宿る文化に触れることができます。 ただ広大な敷地を自分で回ることは大変困難。観光もらくらくできてしまい、カカドゥのプロが先導するツアーに参加することでより深くオーストラリアのルーツを知ることができるでしょう。
画像出典:Tourism NT Image Gallery
執筆者:東 菜緒
2015年9月25日
執筆者:東 菜緒
2015年9月25日
オススメツアー

カカドゥ国立公園 (アボリジニのロックアート等) 日帰りツアー
ダーウィン発、カカドゥ国立公園を日帰りで観光するツアー。 ハイライトはアボリジニのロックアートライトニング・マンの壁画が見られるノーランジーロック。 ランチ後にはイエローウォータービラボンクルーズで、ワニや野鳥観賞をお楽しみください。
ウィットサンデーズ諸島関連ツアー
言語 | タイプ | 自然・世界遺産観光 |
英/日 |
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カカドゥ国立公園(アボリジニのロックアート等) 日帰りツアー |
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